ネットに包まれた雑多なもの

世間は休日。心なしか人気が少なかった。どうしてかな？　イチョウの葉は殆ど散ってしまっていたけれど、散らずに残った葉の中に青い葉が混じっていた。やはり、今年の秋は暖かかったのだろう。

調べ物するのに、インターネットを使うのが普通になっている。図書館や本屋で必要な資料を探す、ということはもう滅多にない。便利な世の中になった。そう思うだろうか？　黎明期は情報が少なすぎで、時間が経つにつれて増えてはきたが、本当に価値のある情報はゴミのようなアフィリエイトサイトに埋もれてしまう傾向にある。結局、それほど便利になったとはいえない。

それでも、ひょんなことから、頭のいい人が定期的に有益な発言をしているのを見かけることがある。物の見方や考え方そのものも参考になるのだが、何気ない一言から貴重な事実を知るというパターンもある。ある分野を勉強するためには、こういう本を読んだ方がいい、とか、すでにこういう優秀な人がいる、みたいな。

検索サイトからすぐにたどり着けるのは、辞書に乗っているような単語や専門用語の一般的な解説くらいなもの。ネット時代になって良かったのは、以前は友達や近しい仲間内でしか共有されなかったノウハウが手に入りやすくなったところかな。（あと、買い物も断然便利になった）