Wheels Of Blue

何者でもない人間のひとりごと

オクターブチューニングのトラブル

休日。Duo-Sonicのチューニングをチューナーを使ってやってみると、どうしても開放弦と5フレットを押弦して出す音の音程が合わない。オクターブチューニングが合っていないためだ。ギターを始めたての頃は気にしていなかったが、段々と気になってきた。方を付けるには、オクターブ調整する必要があるのだが、自分のDuo-Sonicは、サドルの位置を限界まで動かしても、うまくいかなかった。しばらくの間そんな状態で、どうしたものかずっと悩んでいたのだった。それが今日、一つの解決方法を発見した。それは、「弦高を変える」というシンプルなもの。

サドルを限界までネック側(あるいはその逆側)まで移動させたものの、もう少し高い音程(低い音程)に調整しなければならないとする。ナットは固定されているので、弦長は変えられない。他にできることといえば、弦のテンションを変化させることくらいだろう。音程を高くしたければ、テンションを強めるために弦高を上げてしまえば良い。音程を低くしたければ、逆に弦高を下げれば良い。実行してみたところ、思惑通りになった。弾き心地も悪くない。一本の弦高をいじることで、他の弦とのバランスを取る必要も出てくるが、自分の場合は6弦だけ調整すれば事足りたので、運が良かったと思う。

Fender系のギターの多くは、それぞれの弦の高さはバラバラに変えられるが、Gibson系のものでは、そうはいかない。全部の弦の高さが、同時にしか変えられない。それに、サドルの可動域がFender系と比べて狭いように感じる(実測していないけど)。実は、自分のEpiphone SGが、オクターブ調整が不完全にしかできなかった。それだけが理由ではないのだが、結局手放してしまった(哀愁)。