Wheels Of Blue

何者でもない人間のひとりごと

世間体を気にするクリエーター

個人的休日。買い物等を済ませて自宅に戻る。昨日は仕事以外何もできなかったので、今日こそはやるべきことをやろう、と思う。

たまたまネットを巡回していたら、自分より売れている作品に嫉妬する売れているクリエーターの話を見つけた。作品の優劣を決める基準として、売り上げを重視している人らしく、別の作家と比べて自分の作品は劣っているのではないか、と気にしていらっしゃった。同じ頃ファンから届いていたメッセージを読んで、どうにか精神のバランスを保たれたようではあるが。失礼ながら、あんな風に周りの人間に振り回されるのは、作品の評価を作った側がしっかりとできていないからだと思う。

翻って、イギリスやアメリカのアーティストは、もっと自分に自信を持っている印象がある。極端な人だと、ビジネスなんてどうでもよくて自分は自分のやりたいようにやるんだ、という感じ。有名どころでは、ジミ・ヘンドリクスなんて、そうだったんじゃないかな。ほとんどの人はもっと、ビジネスとの折り合いをつけながら、伸び伸びと創作しているような気がする(詳しく知っている世界ではないが)。

あんまり他人の評価を気にすると、つまらない作品ができる(「作品」を「人生」と置き換えても通用するかも)。世間では、家族を大切にしましょうとか、美しい友情ごっことか、正義や愛の力とか、健全でどうでもいい物語が垂れ流されていて、正直うんざり。大衆受けを狙わなくても食べていける環境が整うといいなぁ。