Wheels Of Blue

何者でもない人間のひとりごと

Time And Words

コロナの感染状況が悪くなっているようだ。逐一情報を追っているわけではないので、くわしくは判らないけれど。必要がなければ外出しないし、ロックダウンもどきをしてもらってもいいのだけど、困る人もいるみたいだし…。

もともと怠け症なのか、忙しいのが好きじゃない。スケジュールが埋まっていないと不安だ、という人とは真逆。

しなくてはいけないことがないとき、何か人生にとって有意義なことをすればいい、と思う。けれど実際には、うとうと眠くなるか、ネットのくだらない話題につられて無為に時間を過ごしてしまう。

よい作品を創作したり、仕事でお金を稼いでも、どうせ死ぬときは、それらの作品や財産は手放すことになる。努力の結果が無駄になる。そんな、言い訳めいた想像が思い浮かぶが、事実だ。

それでは、過去の楽しかった思い出にふけるのか。これも、我に返ってみると今現在の状態との比較になり、微妙な気分になるだろう。いや、我に返れるだけマシで、そうでなかったら病院のお世話になるんじゃないか。

「明日死ぬとしたら、どうする?」
誰もが一瞬くらいは考えたことがある問い。僕自身は、特に普段と違ったことをしたいとは思わない。ただ、これまでの自分の至らなさを思い出し、直面していた課題を改めて認識する。姿勢を正すのに似ているかもしれない。