Wheels Of Blue

何者でもない人間のひとりごと

殿様銀行

休日。ある事情で現金が必要だったので、某銀行のATMに行ったら、暗証番号を間違えて覚えていたらしく、引き出せなかった。何回も番号を入力したので、当然ながら、ATMは使用不可に。それはいいとしても、ネットでの利用再開手続きが何故か出来ない。原因は不明。結局、別の銀行の預金を下ろすことに。セキュリティも強化しすぎると不便。

銀行といえば、サービスの悪さ。いまだに15時で閉まる。従業員の態度も悪い。客が困って右往左往していても、見て見ぬ振り。できるだけ仕事をしたくない。面倒ごとはごめんだ。表面的には丁寧にしているつもりだろうが、そんな心理が露骨に窺える。

この手の不親切さは、銀行に限ったことではないか。どこもかしこも、ふとした瞬間に客の悪口。こんなことだから、早くテクノロジーを商売に普及させてほしいと思う。お店は基本的に無人化。トラブルが生じたときに、人間が対応する。これが理想。なんだかんだ言って、みんな接客の仕事が嫌いだし、客の立場になってもセルフサービスの方が好きな人は滅法多い。

無人化ができないのは、技術の進歩を望まない老人たちのせいだ。だから店員さんたちにはもっと、勤務態度を悪くしてほしいと思う。「お客様は神様です」どころではない。社会主義国も真っ青の殿様商売。「サービスして欲しけりゃ、お願いしますって言え!」。生身の人間に相手をしてもらうより、機械を操作した方がマシだ、と老人たちが感じだしたら、しめたものだ。