Wheels Of Blue

何者でもない人間のひとりごと

趣味・仕事・歴史

予期せぬ休日に。Gibsonのギターを1時間くらい弾く。良い音。下手ではあるものの、少しずつ指が動くようになってきた。しばらく前には、簡単なコードすら鳴らせなかったのだから、かなりの進歩。別に趣味でやっているだけなので、上手く演奏できなくても良い。気楽だ。毎日続けられる。

趣味ではないのだけれど、自分の人生にとっても重要で、社会的にも需要があるかもしれない研究(といっても今のところ、ただの調べ物だが)をしている。こちらは、なぜかサボりがちになる。順調にいけば仕事になり、今の環境からより良い環境に抜け出せるかもしれないのに。不思議だ。確信はないが、他者からの評価を気にしなければいけないのが面倒なのかも、と思う。

数学のような学問を勉強していると、よく知られている積分ができない、などの技術的な未熟さを感じて、うんざりしてくることがあった。「これくらいはできなきゃな〜」という感じ。過去から現在までで積み重ねられてきた理論体系というもが意識されて、それらをマスターせねば、という気になってくる。歴史のある学問は、制度化されて、カリキュラムにもなり、社会に浸透していくのが道理なのだろう。適応していく人たちがいる一方で、自分は馴染めなかった。

結果を気にせず没頭するのが向いている、アンチ社会派です。