仕事をつくるために

変哲のない一日。本業の仕事は急遽キャンセル。世の中の動きに振り回されているのですな。あまり他人に振り回されずにできる仕事はないか、と考えたことがある。それには、自分が他人を振り回す側、つまり、経営者になることだ。マネジメントのセンスのない人には、クリエイターや作家などのコンテンツを生み出す仕事が考えられる。つまりは、定型的ではないことをすれば良いのだ（と思う）。

僕は文章を書いてお金を稼ごうと、ある分野の教科書を何冊か読んできた。社会的に重要な分野なのだが、あまりきちんとした分析や解決策が提案されている形跡がないので、自分が仕事してしまえば、少しはお金をもらうことができるかな、というわけ。けれど、幸先は良くない。ある一冊なんて退屈すぎて、読み進めるのも苦痛だった。ゴールに向かうためのエネルギーが不足している感がある。

ビジネスを成立させるには、一般的な価値をもつものを提供しなくてはいけない。しかし、その価値物は、自分も価値があると信じられなくてはいけないらしい。内発的な動機と客観的価値の関係を見つめ直し、軌道修正をかけるすべし。